英国の産業戦略(英国政府のAIの取り組み)
中国、米国に台頭する英国AI戦略とは…
2018年11月8日、駐日英国大使館で行われた産業戦略会に、人工知能開発基金事務局(世話人代表 赤羽輝久)が参加いたしました。英国の産業戦略は、研究開発への戦略的公共投資、民間投資を支えに、経済強化・成長を果たすもので、4つの『グランドチャレンジ』を掲げています。イギリスの市場開放主義政策に着目し、 今後、英国政府とのAI開発支援の協業について交渉を行います。
- AI最先進国への道筋
- 低炭素経済への移行(クリーンエネルギーへの移行、洋上風力発電は世界最大)
- モビリティー産業形成(自動運転技術の向上)
- 高齢化社会への対応(2035年までに健康寿命5年延長)
これまでの英国AIの取り組みとは…
- 欧州のAI企業800社の半数が英国企業。
- 英国のAI分野投資はVC投資として2017年4.8憶ポンド(700億円)前年比50%以上増加
- 英国の国民保健サービスでは2018年に心臓疾患や肺がんの画像診断でのAI活用開始
- 英国はAIを支える政府の政策・支援、VC投資、人材と教育、AIを活用する金融の市場、エコシステムが整備済み