AIによる新たな社会形成
人工知能社会連携協議会

Conference

AIとの社会共創

人工知能(拡張知能)は人類の敵ではなく社会を構成する『道具』の一つです。人間のプログラムを実行することで社会安全を下支えする道具です。現在の基礎研究として人の心を宿し、自律的に成長するAIは存在していません。正しい情報を正しく理解することが求められます。

今、存在しないAI技術

基礎研究として現在存在していない技術は、30年後もそれが社会浸透することはないと言われています。現時点でAIは人間と同じ知能を持ち、自ら成長する『強いAI』や『汎用型AI』というものは存在していません。つまり30年後の未来にそのような社会が訪れる場合は、今の時点でその基礎的な技術が存在していなければいけません。

複雑な『関数』

深い関数処理されたプログラムとして、人間のような振る舞いや高度な対応をするのがヒューマノイドです。この数学技法が人の心を模倣することができても、人の知性を持ち自律的に成長することは今の技術では不可能です。しかしこのプログラム通りに遂行される技術は、社会を大きく変革させる技術です。人間の能力を最大限に発揮するための道具。人間の『拡張性』に注目する拡張知能という名称が現在のAIの本質なのです。

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